ペットとしても人気があるうさぎですが、実は大半のうさぎは抱っこがあまり好きではありません。飼い主さんの抱っこすらイヤがるうさぎもいるほどですが、ちょっとしたコツさえつかめばおとなしく腕の中にいてくれるようになります♡
うさぎが抱っこを嫌がる理由
うさぎは本来地面に穴を掘って暮らす生き物です。普段地面に足をくっつけて生活しているうさぎは、抱っこをされると急に持ち上げられるわけですから敵に捕まったと勘違いします。そうすると『逃げなきゃ!』と焦って、なんとか逃げ出そうと暴れるわけです。小さな頃から飼っていて飼い主さんに慣れていたとしても、抱っこされることを嫌がるのは本能的なものであったり、個々の性格にもよったりします。また、成長とともに強くなった縄張り意識が原因の場合もあります。
抱っこのコツ① 急に抱き抱えない
イヤがる理由の一つが「敵に捕まったと勘違い」なので、急に抱き上げるのはNGです。うさぎの死角である真後ろから触るのも、びっくりさせてしまうのでやめましょう。ちゃんとうさぎがこちらを確認できる前方から頭などを撫で、これから触りますよ~とわかってもらってから、そっと胸の下に手を入れてお尻を包み込むようにして飼い主さんの膝の上で抱っこしてあげてください。また、急に抱き方を変えたりするのもびっくりしてしまうので、できるだけ同じ体勢を保ってうさぎが慣れるのを待ってあげてください。
抱っこのコツ② まずは膝の上から慣れさせる
初めから抱っこをするのはハードルが高い、という場合はスキンシップから始めるといいでしょう。頭や体を優しく撫でたり、手からおやつをあげたりしながら、徐々に飼い主さんとの触れ合いを増やすことで心の距離も縮めていけます。膝の上で落ち着いていられる時間を増やしていき、そこから抱っこにチャレンジしてみましょう。膝に乗ってくれない場合は、うさぎの好きなおやつで誘導する手もあります。おやつで誘って膝に乗ってもらい、慣れてきたら撫でることを繰り返すうちに、おやつなしでも乗ってくれるようになります♪
いかがでしたか?今回は、抱っこ嫌いなうさぎについてご紹介しました。うさぎさんと早くたくさん遊びたいかもしれませんが、まずはスキンシップで慣れてくれるのを待ってあげましょう♡