愛犬に健康で長生きしてほしいと願うのは、どの飼い主さんも同じはず。人が健康診断を受けるのと同じように、犬も年1~2回の健康診断を受けるのが望ましいとされています。まだ小さなワンちゃんの飼い主さんも、ぜひ、愛犬の健康診断について考えてみてください。
犬の健康診断は受けた方がいい?
昔よりも犬の健康を意識する飼い主さんが増え、肥満や栄養面に気遣った餌も多くなったことで、犬の平均寿命が延びました。犬も人間と同じように、歳を取れば体にガタが来ます。元々持病があるワンちゃんはもちろん、歳を重ねるうちに出てくる関節の病気や内臓系の病気、骨の病気などにかかってしまうこともあります。そうなった時、健康診断を受けていれば、これまでの診断結果なども踏まえた診察を受けることができます。ワンちゃんの体調が悪くなる前に、元気で健康なうちに健康診断を受けるのが望ましいでしょう。
どんなタイミングで受ければいいの?
会社勤めをしている方なら年に1回の健康診断がありますが、犬の場合は飼い主さんが連れて行ってあげなければいけません。健康診断を受ける適齢期などはないものの、満1歳で1度受けておくと良いでしょう。犬は人の4~7倍の速度で成長します。1歳の時点で人年齢の15歳にあたり、ある程度成長が進んで持病などを把握できる頃です。1歳以降は年に1回定期的に健康診断を受けるようにすれば、シニア期に入り病気を患ったり万一持病が悪化したりしても、慌てず適切な処置を受けることができます。
どんな検査をするの?
検査内容は人の健康診断とあまり変わりません。最初に問診があり、視診、触診、聴診、血液検査、尿と便の検査、レントゲン検査、超音波検査などがあります。シニア期になると糖尿病や内臓系などの病気が起きやすくなりますので、元々の持病の有無にも加えて年齢によって検査内容は異なります。また、飼い主さんが全身くまなく検査してほしいなどの希望によっても違うので、まずはかかりつけの獣医さんに相談するといいでしょう。万全な状態で受けられるようワンちゃんの様子を見つつ、もしも調子が悪そうなら病院に相談して延期するなどしてくださいね。
いかがでしたか?今回は、愛犬の健康診断についてご紹介しました。早く歳をとってしまうワンちゃん。健康状態はいつも気になりますよね♪1年に1回は連れて行ってあげたいですね!人間と同じ、早期発見が大切です!