子どもの心に寄り添うには?親ができる言葉がけ
「こんな時に子供になんて言葉を掛けてあげたらいいだろう」
そんな風に思ったことはありませんか?
子どもに押し付けにならないように、心に寄り添うような言葉を掛けるというのは本当に難しいと思います。
ついついきついことを言ってしまって後悔することも…
そんなママたちに試してほしい言葉かけのパターンを3つ、今回はご紹介します。
ちょっとしたヒントを覚えておくだけでも育児はとっても楽になりますので、ぜひお試しくださいね。
目次
子どもの気持ちを整理する言葉がけ
子どもは、大人のように起承転結を順序だてて話すことがまだできません。
言っていることが支離滅裂だったり、言葉に詰まってしまったりしますよね。
そんな時は大人の方から「次は?」「うんうん、それから?」などのように話を一つ一つ聞き出して、気持ちを整理させてあげるのが有効です。
全部聞き終わって子どもがすっきりしたところで話をまとめてあげると、子どもの頭の中で話を組み立てる訓練になりますよ。
気持ちと言葉をつなげる言葉がけ
「今日はどうだった?」と聞いて「わからない」と返事がくることはありませんか?
これは、伝えたいことはたくさんあるけれどどうやって言葉にしていいかわからないからかもしれません。
そんな時には「ママに教えたいことある?」と聞いてみてください。
何を一番言葉にしたいか、たくさんの事柄の中から子どもに焦点を当てさせます。
そして「お友達とケンカした」「それは悲しかったね」のように子どもの気持ちに共感してあげます。
これは悲しいという気持ちなんだ、という風に、子どもが気持ちと言葉をつなげる手助けになりますよ。
親の気持ちを伝える言葉がけ
子どもがイライラして物や人に当たるのはよくあることですよね。
これは自分の感情を言葉にして発散することができずストレスが溜まっている状態なんです。
こんな時に「何が嫌なの?」と言っても解決はしにくいかもしれません。
大人ができる手助けは、普段から色々な感情の表現の仕方を見せてあげることです。
「こうゆうことがあったからママは嫌な気持ちだったな」など、子どもにお手本をみせてあげましょう。
感情の伝え方を学ぶことで、自分の感情の表現方法を知ります。すると、だんだんと相手の気持ちにも気づいてあげられる子に成長してくれますよ。
いかがでしたか。今回は、子どもの心に寄り添う親の言葉がけについてお話をいたしました。思っていることを言葉として表現することは子供にとって大変難しいことです。子供に寄り添う言葉がけによって上手くお子さまが言葉として伝えられるように日頃から意識してあげてください^^