群れで行動するワンちゃんと違い、基本的に単独行動の猫ちゃんは、比較的留守番が得意と言われています。
猫ちゃんはお留守番のときどう思っているのでしょうか? やはり寂しく思ったりストレスを感じるのでしょうか?
今回は猫ちゃんのお留守番についてご紹介したいと思います。
猫もさみしさやストレスを感じることがある
基本的に一匹で行動する猫は、犬と比べて単独行動はそれほど苦痛ではないのですが、人に飼われて餌をもらう、遊んでもらうなど愛されて育った猫は、お留守番でひとりにされた時に寂しいと感じるようです。
性格による個体差はありますが、飼い主さんがお仕事などで留守居にした際、放っておかれたことで拗ねる子もいるようです。
わざといたずらしたり、威嚇など怒ったときの行動をすることもあります。
事故や怪我をしない環境づくり
一人で過ごすことが得意な猫ちゃんですが、高いところにのぼったり走り回って遊ぶこともあります。留守番の際に怪我をしないよう部屋を整えましょう。
玄関や窓はきちんと締めて鍵をかけましょう。家具が転倒しないよう突っ張り棒をしたり、登った際に落ちそうなものは寄せておきます。お風呂やキッチンなど、猫ちゃんが入ってはいけない場所は、扉を閉めて入れないようにしましょう。
また、小さいゴミなどが落ちていると猫ちゃんが誤飲する可能性があるので、物やゴミがないよう床は綺麗にしましょう。
子猫やシニア猫は基本的に留守番禁止
子猫やシニア猫の場合は、留守番はさせてもいいのでしょうか?
基本的には、子猫やシニア猫は留守番はさせないようにしましょう。
生後半年に満たない子猫は、ひとりでいることで不安になり体調を崩すこともあります。また生後三か月までの子猫は、一日三回餌を与えなくてはなりません。
シニア猫の場合も、急に体調に変化が起きたり、今までは問題のなかった段差で怪我をする可能性もあります。
どうしても留守にする場合は、ペットシッターや友人に頼むなどして、ひとりにしないようにしましょう。
いかがでしたか?今回は、猫にもお留守番のストレスがあるのかについて紹介しました。基本的に一匹でいるイメージが付いていると思いますが、それは野良猫の場合であって、家猫はお留守番で一人にされた時に寂しいと感じてしまいます。子猫やシニア猫になると体調の変化や段差などで怪我をする事もあるので気を付けましょう。