飼い主の帰りを察知したり、落ち込みや悲しみに気づいたりなど、犬を飼ってる人は「どうしてわかるの?」という経験があるのではないでしょうか。今日はその「どうしてわかるの?」について調べてみました。
不思議1♡飼い主の帰りを察知
お留守番をしているわんちゃんが、飼い主や家族の帰宅前に玄関前をウロウロしたりお座りしたりしながら、ソワソワと待っている、なんてことがあります。犬の聴覚は1キロ先まで聞こえると言われているので、車やバイクのエンジン音が聞こえている可能性もありますが、徒歩で帰宅しているご主人様の帰りまで察知できるのは、聴覚だけではないかもしれません。犬には帰宅予知能力があるとされていて、離れていても飼い主が帰宅準備を始める頃に、なんらかの行動をとるという話も多く見られます。わんちゃんにテレパシーがあるのではないかと言われているのも、なんとなく納得できてしまいますね。
不思議2♡人間のけがや病気がわかる
「私のお腹の匂いをやたら嗅いでいたので不思議だったが、後日妊娠が判明した」「撫でるのを嫌がり始め、その数日後に手のひらに肉腫が見つかった」など、飼い主さんの体の変化にも敏感なわんちゃん。これは匂いが関係しているのではないか、と言われています。犬は人よりも、1万倍~10万倍嗅覚が鋭い動物です。その鋭い嗅覚が、妊娠や病気によるホルモンの変化や汗の匂いを敏感に嗅ぎ取り、飼い主さんに伝えているのではないかと言われています。普段から飼い主さんのそばにいることが大好きなわんちゃんだからこそ、匂いの変化に気づけるのかもしれないですね。
不思議3♡落ち込んでいると慰めてくれる
飼い主さんが落ち込んでいると、そっと寄り添ってくれるわんちゃん。犬は人の感情やその場の雰囲気を読み取って同調することができるため、弱っている人には「どうしたの?」というような素振りを見せながら近寄り、離れないことがあります。こういった犬の能力を上手に取り入れているドッグセラピーというのが、患者さんのそばで心身回復の補助をする治療法です。犬がぴったり寄り添って患者さんの精神的な支えになったり、指示されたものを持ってきたり物理的な補助を行います。医療の現場でこういった役割が与えられるのも、犬が人の心の機微に敏感だからこそではないでしょうか。
いかがでしたか?今回は、犬が持っている不思議な力についてご紹介しました。あなたのお家のワンちゃんにも、思い当たりますか?♡