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犬の性格はどうやって決まる?

同じ犬種でも大人しい子や活発な子がいますが、犬の性格はいつ頃どのように決まるのでしょうか?甘えん坊な子、正義感が強い子、お友達と遊ぶのが好きな子や逆にみんなの輪から外れて大人しくしている子。様々な性格の子がいますが、犬の性格形成には、遺伝以外に何が関係するのかを調べてみました。

犬種による性格の傾向

遺伝子が近い犬種をグループに分け、性格の傾向を調べた研究があります。例えば、訓練性能が高いグループには、介助犬や警察犬、牧羊・牧畜犬として活躍しているレトリーバーやシェパード、コーギーなどが入ります。他にも番犬に向いているグループや、甘えん坊で飼い主さんの癒し担当に向いているグループなど8つに分けた結果、まったく異なる姿かたちの犬種同士でも、受け継いだDNAにより性格の傾向が似ていることがわかりました。



性格が形成される時期って?

犬の性格は生後1年ほどの間で、段階を経て形成されます。生後4週~13週頃は「社会化期」と呼ばれ、外側から刺激を受け、強い興味と好奇心を持って社会性を学びながら適応していく時期です。13週~12カ月頃は「若齢期」と呼び、警戒心や恐怖心を覚える時期です。それまでは感じなかった「怖い」という感情を知ることで、今までとは違った対応をしなければならなくなります。そんな中で、大人しい子、積極的な子、相手の出方を窺う子など少しずつ分かれていくのです。この若齢期では、飼い主さんや外界の関わり方がとても大切になります。



環境による影響も

遺伝子などによる性格は先天的なものですが、環境による後天的な性格形成もあります。様々な環境要因の中でも、一番影響があるのは飼い主さんです。やはりきちんと叱らない・叱れない飼い主さんに育てられた犬は、わがままで吠え癖や噛み癖がついたまま成犬になってしまいますし、逆に厳しく叱り過ぎる場合は臆病な性格になってしまいます。このように、犬の性格には飼い主さんの育て方が大きく関わってきます。愛情を持って、愛犬に合った躾や関わり方で接してをあげてくださいね。



いかがでしたか?今回は、犬の性格の決まり方についてご紹介しました。遺伝によって決まる部分もありますが、飼い主さんの関わりも、とても重要な性格形成の要素なんですね!

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子犬と暮らす♡お迎えの日までにすべき準備

お迎えされる子犬にとって、飼い主さんのお家は未知の場所です。できるだけストレスがないよう、飼い主さんとしては事前に準備をしておきたいところですよね。子犬を迎えるにあたって、どんな準備をすれば良いかいくつかのポイントを挙げてみました。

危険なものは移動させよう

子犬をお迎えするにあたり、部屋の中の危ないものをチェックしましょう。人にとってはなんでもない物でも、動物にとっては危な物はたくさんあります。たとえば観葉植物として人気のポトスは、犬にとっては毒のある植物です。葉を噛むと、口の中で炎症が起こり発熱・吐き気などの症状を引き起こします。どの植物が犬にとって悪影響か、調べて移動させておきましょう。また、誤飲や誤食がないよう口に入る大きさのものは床や犬が届く高さに置かないなど、徹底することも大切です。電気ポットのコードを引っ張るなどがないよう、キッチンにゲートを設けるなどもいいですね。



行動できる範囲を決めよう

新しい環境に早く馴らすために、まず家の中で行動できる範囲を教えてあげましょう。トイレの場所や子犬の寝床、それ以外に遊んでいい場所を教えてあげることで、子犬は自由に探索することができます。トイレトレーニングはこの探索の中で一緒に行うといいでしょう。また、飼い主さんはケージやクレートから子犬を出したら、目を離さずにしっかり見守ってあげてください。そうすることで、子犬は家の中が安全な場所であると覚え、飼い主さんとの信頼関係も育っていきます。



安心できる寝床を作ろう

縄張り意識の強い犬は、室内で飼う場合もケージなどが必要です。きちんと区切ることで子犬のパーソナルスペースが確保できるのはもちろん、飛び出しなどの事故を避けるためにも必ず用意してください。そして、寝床はその中に作るようにしましょう。まだトイレがしっかりとできないうちは、ベッドに排泄してしまうこともあるので、ペットベッドは不要です。トイレトレーニングがうまく進まなくなりますし、後処理が大変になります。洗いやすい毛布やフリースタオルを寝床用に置いてあげてください。冬の時期や寒い地域では、ペットヒーターを置いてその上に敷くようにしてあげてくださいね。



いかがでしたか?今回は、子犬をお迎えする日までにしておくべき準備についてご紹介しまし。お迎え初日に慌てないように、しっかり準備をしておきましょう♡

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犬のしつけ方~3つのポイント~

犬のしつけとは、人と犬が楽しく気持ち良く暮らせるためにルールを教えることです。飼い犬の命や健康を守るためとは言え、厳しくしすぎてはストレスになってしまいます。今回は、犬のしつけのポイントを3つご紹介します。

ポイント①犬のしつけは「褒める」

犬は、褒められるとやる気が向上する傾向が強い生き物です。たとえば「待て」ができた時に、大袈裟なくらいに言葉で褒めながら頭を撫でてあげることで、ドーパミンという快楽物質が分泌され「褒められた!また同じことしよう!」と次へのやる気に繋がります。ご褒美におやつを与えることも多いかと思いますが、おやつの与えすぎは肥満へ繋がってしまいます。飼い主さんが表情豊かに褒めてあげるだけでもワンちゃんは喜びますので、褒め表現のバリエーションを増やしましょう♪



ポイント②大切なのは「成功体験」

犬のしつけの中でも重要なトイレのしつけ。何度「ここがトイレだよ」と教えても、犬はすぐには覚えられません。失敗を繰り返しながら根気強く続けることで、段々と成功が増えていきます。でも、幾度となく繰り返される失敗に対して、飼い主さんが毎回叱っていては覚えられることも覚えられません。犬の中で「排泄をする=叱られる」になってしまいます。叱らずに根気強く教え、1回でも成功したら大袈裟に褒めてあげください。たった1回でも、その1回の成功体験が次の成功へと繋がっていきます。



ポイント③絶対NGは「叩く」こと

「教える」ために叩くなどの強い力は必要ありません。叩かれることで恐怖心が生まれてストレスを高め、やがて人に対して警戒心を抱くようになってしまいます。また、してはいけないことをした場合は、その時すぐに「ダメなこと」として教えなければ覚えません。たとえば飼い主さんが留守中のいたずらに対して後から叩いて叱った場合、犬は「なぜ叩かれたのか」が理解できません。そして、同じいたずらでも時間差で叱られたことと、その場ですぐに叱られたことは犬の中でイコールになりません。そのため、以前叱られた理由と同じ理由で叱られても理解ができないのです。叩いて叱ることが、どれだけ無意味なのかがわかりますよね。



いかがでしたか?今回は、わんちゃんのしつけで気を付けるポイントをご紹介しました。しつけのポイントをおさえて、わんちゃんと快適に過ごしましょう♪

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ペットのエンディングノートを作ろう

終活でエンディングノートを書く人が多くなってきた昨今、万一のことが起きてもいいようペットのエンディングノートを書く飼い主さんが増えています。何を書けばいいのか、そもそもなんのために必要なのか。今回は、ペットのエンディングノートについてまとめました。

ペットのエンディングノートとは

エンディングノートとは、亡くなった後にしてほしいことなどの希望や、連絡してほしい相手の連絡先を書いておくノートです。ペットのエンディングノートの場合は、飼い主さんにもしものことが起こった際、ペットのお世話について書き残しておく目的があります。また、エンディングノートを事前に書いておくことで、愛するペットが亡くなった時に気持ちの整理がつけやすくなります。



エンディングノートを作るべき理由

ペットのエンディングノートは当然飼い主さんが作成しますが、飼い主さんにもしものことが起きた時、別の方にどうして欲しいかなどを書いて託すことができます。エサやお散歩の時間、かかりつけの動物病院のことなどを書いておけば、ペットを引き取られた方がスムーズに引き継ぐことができますよね。飼い主さんに代わってお世話をする人のため、ペットが変わりなく日々を送れるようにするためにも、エンディングノートはおすすめです。



エンディングノートに書くこと

ペットの名前や種類、誕生日などのペットに関するパーソナルデータは最低限必要です。お世話を引き継ぐ人が困らないよう、性格や好きな遊び、食べ物も書いておきましょう。手作りフードなら作り方はマストです。アレルギーのある子ならNG食材、ペットの種によって食材や物質自体がNGな場合もあるのでそれも書き添えましょう。散歩の時間や回数、トイレ、入浴やトリミングのペースなど生活習慣に関する情報も必要です。かかりつけの動物病院や、予防接種をどこまでしているかも必要ですね。寂しいですが、いずれペットも亡くなります。そうなった場合、飼い主さんのお墓に入れてもらうかなどの埋葬についても、必ず書いておいてください。愛するペットの行く末が心配ないよう、ペットのエンディングノートの作成を一考してはいかがでしょうか。



いかがでしたか?今回は、ペットのエンディングノートについてご紹介しました♪ご自身もペットも健康な時に、これからについて考えてみてはいかがでしょうか。

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ハムちゃんのストレスを解消しよう!

小さくて愛らしい癒しのペットとして人気が高いハムスター。手のひらサイズの小動物ながら、生きていればストレスを感じます。今回は、そんなハムスターのストレス行動やストレス解消法について書いていきます。

かじるものを与える

ハムスターは運動不足などによるストレスから、ケージやあらゆるものを噛みます。ストレス解消のためにも、必ずかじり木を用意してください。また、ハムスターなどの前歯が大きく木の実などをかじるげっ歯類は、かじるものがないとどんどん前歯が伸びてしまいます。ストレス発散のためのかじる行為でもありますが、歯が伸びすぎないための予防にもなります。かじり木の他にも、硬いペレットや殻のままのクルミなど「かじっていいもの」を与えてください。かじり木は市販されていますが、ハムスターに無害な無着色のタイプにしましょう。



砂浴びをさせる

ハムスターは砂漠などの乾燥地帯に生息している動物です。砂浴びは遊びの延長で、ハムスターにとって心が落ち着く行為です。そのため、ストレスが溜まると砂浴びをして発散するのです。砂浴び用の砂が市販されているので、容器に砂を入れてケージ内に設置してあげてください。砂浴びはいわばお風呂のようなものですので、ストレス発散以外にも体をきれいにする目的で行います。ハムスターの気の済むまで砂浴びをさせてあげてください。気が済めば砂浴びをしなくなりますので、その時は撤去しておくとケージ内が汚れずに済みます。



ケージの外で遊ばせる

野生のハムスターは地面の下に何kmにも渡る長いトンネルを掘って生活しています。そのため、狭いケージの中だけで飼育していると、運動不足でストレスが溜まってしまいます。回し車だけでは足りないので、たまにケージの外に出してお散歩させてあげましょう。その際は、隙間に入り込まないように隙間を埋めて目を離さないようにしてください。コード類も齧られてしまうので、そちらには行かせないようにしましょう。排泄されてもいいように、新聞紙を敷いておくのも忘れずに!



いかがでしたか?今回は、ハムちゃんのストレス解消法をご紹介しました♪ハムちゃんの生活をもっと快適にする一工夫を実践してみるのはいかがでしょうか?