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2023.04.17

犬の性格はどうやって決まる?

同じ犬種でも大人しい子や活発な子がいますが、犬の性格はいつ頃どのように決まるのでしょうか?甘えん坊な子、正義感が強い子、お友達と遊ぶのが好きな子や逆にみんなの輪から外れて大人しくしている子。様々な性格の子がいますが、犬の性格形成には、遺伝以外に何が関係するのかを調べてみました。

犬種による性格の傾向

遺伝子が近い犬種をグループに分け、性格の傾向を調べた研究があります。例えば、訓練性能が高いグループには、介助犬や警察犬、牧羊・牧畜犬として活躍しているレトリーバーやシェパード、コーギーなどが入ります。他にも番犬に向いているグループや、甘えん坊で飼い主さんの癒し担当に向いているグループなど8つに分けた結果、まったく異なる姿かたちの犬種同士でも、受け継いだDNAにより性格の傾向が似ていることがわかりました。



性格が形成される時期って?

犬の性格は生後1年ほどの間で、段階を経て形成されます。生後4週~13週頃は「社会化期」と呼ばれ、外側から刺激を受け、強い興味と好奇心を持って社会性を学びながら適応していく時期です。13週~12カ月頃は「若齢期」と呼び、警戒心や恐怖心を覚える時期です。それまでは感じなかった「怖い」という感情を知ることで、今までとは違った対応をしなければならなくなります。そんな中で、大人しい子、積極的な子、相手の出方を窺う子など少しずつ分かれていくのです。この若齢期では、飼い主さんや外界の関わり方がとても大切になります。



環境による影響も

遺伝子などによる性格は先天的なものですが、環境による後天的な性格形成もあります。様々な環境要因の中でも、一番影響があるのは飼い主さんです。やはりきちんと叱らない・叱れない飼い主さんに育てられた犬は、わがままで吠え癖や噛み癖がついたまま成犬になってしまいますし、逆に厳しく叱り過ぎる場合は臆病な性格になってしまいます。このように、犬の性格には飼い主さんの育て方が大きく関わってきます。愛情を持って、愛犬に合った躾や関わり方で接してをあげてくださいね。



いかがでしたか?今回は、犬の性格の決まり方についてご紹介しました。遺伝によって決まる部分もありますが、飼い主さんの関わりも、とても重要な性格形成の要素なんですね!

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