2023.01.20
【仲良くなれるの?】犬と猫の同居
犬も好きだし猫も好き!という人は少なくないと思います。いっそ両方飼いたい・・・となった時に考えるのは、生活リズムが全く違う犬と猫は仲良く暮らせるのか?という素朴な疑問だと思います。今回は犬と猫の同居に関して書いていきたいと思います。
犬と猫、仲良しになれる?
犬と猫は目線の高さが違うため、お互いがリラックスできる場所がそれぞれ異なります。猫は高い位置、犬は低い位置にいることを好むため、テリトリーがぶつかり合うことがありません。幼い頃から一緒に育っていれば、良い関係を築いていけます。先にどちらかを飼っているとしても、生後2~3カ月くらいの子であれば先輩としてかわいがってくれることが多いです。でも、自然と仲良くなることは同じ犬同士、猫同士でもなかなか難しいものです。飼い主さんがいろいろとがんばってあげてくださいね!
犬と猫の習性の違いを理解しよう!
犬は昼型で集団行動、猫は夜型で単独行動をします。正反対の習性ですので、それぞれの生活リズムを尊重してあげましょう。犬は元々1匹のリーダーがいる群れの中で生活します。そのため、リーダーである飼い主さんに従い、一緒に行動しようとします。朝起きて食事をし、散歩へ行って飼い主さんとたくさん遊ぶことで愛情を感じる動物です。猫は夜行性で単独行動をし、高い所を好みます。甘えん坊な猫は、飼い主さんがなにかしているとじゃれたり『かまってよ!』と言わんばかりに邪魔をしてきたりします。それぞれ持って生まれた気性はあれど、犬と猫の習性はまったく違うのです。
お互いの生活スペースの確保が大切!
犬と猫との習性が異なることを踏まえた上で、飼い主さんはそれぞれの生活スペースをきちんと守ってあげましょう。犬も猫もなわばり本能があります。自分だけの場所、共有する場所などそれぞれの中に決まったテリトリーがあります。同居をすることで最も大切な「自分だけの場所」が、なくならないようにしてあげてください。猫ならキャットタワーやキャットウォークを設置してあげるといいでしょう。餌もできれば犬が届かない高い位置に置いてあげてください。犬なら廊下や部屋の隅にケージを置いて、犬だけの居場所を作ってあげてください。それぞれが安心して寛げる場所と共有スペースとをきちんと区分けすることが、仲良し共同生活への第一歩です!
いかがでしたか?今回は、犬と猫との同居についてご紹介しました。仲良く暮らせるように、それぞれの特性を理解してあげることが大切ですね♪