2023.09.01
【知ってる?】空港で働くワンちゃんのお仕事
空港では、パイロットやキャビンアテンダントなど、たくさんの人が働いていますね。実は空港で働いているのは人間だけではありません。空港で活躍するワンちゃんがいるのはご存知ですか? 今回は、空港で大事な仕事をこなすワンちゃんについてご紹介したいと思います。
空港で働くワンちゃん①「麻薬探知犬」
まず、空港で働くワンちゃんといえば、飛行機に乗る乗客の荷物の中に麻薬がないかにおいで探す「麻薬探知犬」です。人間の1000~1億倍というとても優れた嗅覚で、巧妙に隠された麻薬を発見する訓練を受けています。とても重大な仕事のように感じますが、麻薬探知犬のワンちゃん自身は「麻薬の臭いを見つけると、タオルのおもちゃで遊んでもらえる」という訓練を受けているため、大好きなおもちゃを探している状況なんだそうですよ! 意外ですね。
空港で働くワンちゃん②「動植物検疫探知犬」
さらに、空港で働くワンちゃんには、「動植物検疫探知犬」がいます。動植物検疫探知犬には、空港を利用する乗客の荷物に、肉製品や果物が入ってないか臭いで探知しています。肉製品や果物を持ち込むことにより、鳥インフルエンザや口蹄疫といった伝染病や、植物の病害虫が日本国内に入ってしまう恐れ入があります。防ぐためにこれらを見つける役割をしているのです。密閉容器や厳重に隠されたものでも、探知犬はきちんと発見してパートナーに知らせてくれます。
ハンドラーと探知犬は信頼関係で結ばれたパートナー
麻薬探知犬や、動植物検疫探知犬と一緒に働くパートナーを、「ハンドラー」と呼びます。ハンドラーと探知犬は、互いに信頼関係で結ばれているパートナーです。上手く隠された麻薬や肉製品などを見つけたときは褒めてあげることや、なかなか見つからないときにも体をぽんぽんと撫でて励ましてあげるなど、ワンちゃんと常にコミュニケーションをとり、ワンちゃんたちが意欲を見失わないように共に頑張っています。
いかがでしたか?今回は空港で大事な仕事をこなすワンちゃんについてご紹介しました。人間よりも優れた嗅覚や聴覚が有る為、なくてはならない存在なんですね。また、ワンちゃんについて色々ご紹介しますね♪お楽しみに!