ペットの写真で作るアクリルフィギュア
「Pic-Do!(ピクドゥ)for Pets」

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2022.01.16

その匂い大丈夫?柔軟剤やアロマが犬・猫に及ぼす健康被害

普段飼い主が使っている柔軟剤やアロマが、わんちゃんやねこちゃんの健康をおびやかす可能性があることを知っていますか? 何気なしに使っているものでも、成分によっては動物たちの体に良くない場合があります。いったいどういうものをが影響するのか、深掘りしてみましょう。

犬や猫の嗅覚

犬は人の1000~1億倍、猫は1万~10万倍も嗅覚が優れていると言われています。これだけ感度が良いと、どれだけ薄めた匂いでも嗅ぎ取れてしまいます。つまり、人間がどんなに「かすかな香り」だと思っていても、猫や犬の鼻はしっかりととらえていて、それが体に悪い成分だった場合は影響してしまうということなのです。



柔軟剤の使用は避ける

近年の柔軟剤はアロマのような~というキャッチコピーがついた商品が多いですが、実は使われている香料の多くがねこちゃんやワンちゃんの体には悪影響を及ぼしてしまうんです。特にねこちゃんは、精油成分を解毒するために必要な酵素を体内で作ることができません。すぐに症状が表れない場合でも、体内で毒素が蓄積されていき、急に発現する場合もあります。ねこちゃんやワンちゃんが原因不明で体調を崩している場合は、柔軟剤が原因の時もあります。使用を中止したり、無添加・無香料のものに変えたりしてみてください。



特に気をつけたいアロマが猫に及ぼす健康被害

アロマの中でも特に毒性が高いのが、リモネン(柑橘類)、ピネン(ローズマリー、ユーカリ、カモミールなど)、フェノール類(タイム、オレガノ、シナモンなど)、ケトン類(ペパーミント、セージ、ヒソップなど)の4種類です。アロマの中でもよく使われていると思います。ユーカリやペパーミントなどは、虫よけにも使いますね。この4種類のいずれかひとつでもねこちゃんの肌に塗ったり舐めたりすると、神経症状、低体温、アレルギーやアナフィラキシー、皮膚障害などを引き起こします。香りを嗅いだだけではすぐに症状は出ませんが、体内に毒素が蓄積していきいずれは重症化します。好きな香りがある飼い主さんもいるかもしれませんが、かわいいねこちゃんのためにも我慢しましょう!



今回は、柔軟剤やアロマが犬・猫に及ぼす健康被害についてお伝えしました。柔軟剤やアロマは私たちの暮らしに彩りを与えてくれる素敵なものですが、ワンちゃんや猫ちゃんの体は受け取り方が違います。お互いが健やかに暮らせるよう、日常の暮らしで使う香り、意識してみてはいかがでしょうか?

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