2022.03.22
猫のシャンプーって必要なの?正しいケアについて
独特な体臭がしたり、散歩で汚れることの多いワンちゃんと比べて、猫ちゃんは体臭も少なく、室内飼いの場合体が汚れることもほとんどありません。
猫ちゃんも、ワンちゃんと同様、シャンプーが必要なのでしょうか?
猫にシャンプーは必要?
もともと猫ちゃんは体臭が薄いので、結論から言うと、完全室内飼いの健康な猫ちゃんは、シャンプーをする必要はありません。
皮膚病にかかってしまったり、外にいって泥まみれになった、などの特別な理由がない限りシャンプーは要りません。
猫ちゃんは体が濡れるのを嫌う子が多いので、過度なシャンプーはストレスになる可能性もあります。長毛種でも月1回、短毛種であれば年に1、2回で充分です。
ブラッシングをしてあげよう
基本的な汚れや毛玉の解消には、シャンプーではなくてブラッシングをしてあげることで充分効果があります。
特に長毛種の猫ちゃんは、換毛期になると抜ける毛で毛玉ができやすいので、日常的にブラッシングをしてあげることで、舐めとる毛が少なくなり、毛玉を吐き出す回数を減らすこともできます。
短毛種の子も同様です。毛玉を吐き出す行為自体、猫ちゃんに負担がないとは言えないので、ブラッシングはコミュニケーションも兼ねてこまめに行ってあげましょう。
猫をシャンプーする際の正しい方法は?
まずはブラッシングを行い、汚れを落としたり毛玉を解しておきます。浴室に連れていったら、人が少しぬるいくらいのお湯を、後ろ脚の方からかけていきます。シャワーを怖がる場合は、洗面器や手で少しずつかけてください。体が濡れたら、猫用のシャンプーを二倍に薄めたもので手早く洗いましょう。シャンプーはよくすすぎましょう。顔にお湯がかかるのを嫌がる場合は、タオルやスポンジで拭き洗いします。
タオルでよく拭いたあと、ドライヤーで乾かします。猫ちゃんの毛は乾きにくいので、低温でしっかり乾かしましょう。
いかがでしたか?今回は、猫にもシャンプーが必要なのかをご紹介しました。完全に室内で飼われている場合は、ブラッシングだけでもいいみたいですね。ただ、長毛種の猫ちゃんや毛玉を嘔吐してしまう猫ちゃんの場合は、月に1回の頻度でシャンプーをしてあげたほうがいいでしょう。