こどもの心を育む ペットとの暮らし
お子さんが「ワンちゃん/猫ちゃん」を飼いたい! と言い出して悩んでいませんか?
ペットを飼うことは、お子さんにとって良いこと? 悪いこと? もし飼うとしたらどういうことに気を付けたらいいの? など、お子さんのいる家庭でペットを飼う際のポイントをご紹介したいと思います。
目次
ペットとの生活で得られるこどもの心の成長
ペットとの生活は、ペットに愛情を持って接することでお子さんの情緒を育て豊かにしてくれます。また、ペットのご飯を用意する、散歩にいくなど、お世話をすることで、他者を支えようとする気持ちが芽生えます。
また、ペットは悲しいときや辛いときにその気持ちを察して寄り添ってくれるものです。愛情を注いだペットは、愛情を返してくれることで、心の支えとなってくれます。更に、ペットの死は避けられない悲しいものですが、命の大切さや尊さを学ぶこともできるでしょう。
ペットとのコミュニケーションから学ぶ他者との関わり方
ペットのお世話をすることは、相手の反応を観察したり、相手のことを考える必要があります。どういうことをすると嬉しいのか、逆に、どういうことは嫌なのか、など、自分以外の他者のことを考え、コミュニケーションをとることを学べます。
また、ペットはもちろん生きていますので、おもちゃのように飽きたら遊ぶのを辞めることはできません。そのペットの最期のときまで、責任を持ってお世話をする必要があるので、責任感が芽生えます。
ペットを飼う際に気を付けたいこと
ペットを飼うことはたくさんのメリットがありますが、生き物を飼う前は、気を付けなければいけないこともあります。
犬や猫の毛によってアレルギーが起こることもあります。飼う前にアレルギーがないか調べて起きましょう。また、転勤が多い家庭の場合は、ペット不可の建物でペットを飼うことはできませんので、きちんと飼える環境を確保できるか考慮する必要もあります。
予防接種や餌代、病院など、ペットが最期を迎えるときまできちんと支払うことができるかも重要です。
いかがでしたか。ペットとの関わりを通じて、子どもの心は大きく成長することと思います。
子どももペットも同じ命。よく子どもと話し合って、しっかり責任を取って最期まで飼えるよう向き合ってみてくださいね。