赤ちゃんの不思議なしぐさの意味
赤ちゃんが自分の手をじっと見つめるのは、自分の手という存在に気づいたから「これはなんだ?」と眺めているのだそう。大人にしてみると不思議ですが、赤ちゃんにとってはちゃんと意味があるしぐさ。子育ての中で見る赤ちゃんの不思議しぐさについて、今回は解き明かしていきたいと思います。
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背中をそらして不思議な体勢をする
うつぶせになって背中を反らせる「飛行機」や、仰向けで頭を支点にして背中を反らせる「ブリッジ」。この「背中を反らせる」行為は、首が据わった後の5~6カ月ごろからやり始めます。お母さんのお腹の中でお腹側に丸まっていた赤ちゃんは、外に出て初めて体を伸ばせるようになります。背中側の筋力が発達していく過程で、その筋力の使い方がうまくできない時に起こるのが飛行機やブリッジです。まだ背筋と腹筋をバランスよく使いこなせていない状態なだけなので、この現象はいたって当たり前のことです。(もちろん、個人差がありますので、まったくやらない子もいます。)
赤ちゃんが突然「ビクッ!」っとする
スヤスヤと眠っている赤ちゃんが、突然ビクッと両腕を広げて体をびくつかせることがあります。これは「モロー反射」と言って、生まれた時から備わっている原始反射です。4カ月頃まで見られるモロー反射は、音や光など外部からの刺激を受けた時に自分の意思とは関係なく、バンザイをするように両手を広げてビクッとします。これも成長の過程で起こることなので、なにも心配はいりません。自分でびっくりして起きてしまう場合は、優しくおくるみで包んであげるといいでしょう。
自分の頭をぽりぽりかくしぐさをする
授乳中に、赤ちゃんが頭をかくことはありませんか? これは頭が痒いのではなく、眠たい時にやるしぐさです。ミルクや母乳を飲んで安心して、眠たくなってしまったのでしょう。頭をかくことで、自分の心を落ち着かせているのだと言われています。一定のリズムで優しく頭をなでてあげてください。あまりにも同じところをかくようでしたら、代わりにそこを撫でてあげたり眠るまで手を握ったりしてもいいでしょう。
いかがでしたか?今回は赤ちゃんの不思議なしぐさの意味についてご紹介しました。赤ちゃは毎日、目まぐるしい成長をしています。その時期しか見れないしぐさは貴重ですね♡
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